みっちゃんが手掛ける高性能住宅5軒目が完成しました。最近では住宅性能にこだわるお客様が増えています。ミシマタイムスでも特集を組んだUA値、Q値(断熱性能)やC値(気密性能)を検討しながら建築会社を選ぶというのはもはや当たり前になってきました。今まではお家を建てるにあたって、
広い家が良い!
かわいいお家がいい!
絶対にハウスメーカーだ!
安く済めばどんな家でもいい!
平屋がいい!
などまずは家のデザインや価格から建築会社の候補を決めていました。最近ではこの選択肢に『住宅性能が良い家』が加わりました。高性能住宅は決して安いといわれる部類の家ではありません。では、なぜ住宅性能に注目が集まっているのでしょう。それは月々の出費が抑えられるからです。高性能住宅をすごく簡単に説明すると、『夏涼しく、冬暖かい家』です。ということは冷暖房機器を稼働させてもその冷暖房機器が頑張らなくてもお家の中は一年中に快適な室温で過ごせるのです。
その光熱費の差はグラフ1を見ていただけると一目瞭然です。みっちゃんが建築したお家で実際の電気料金もお聞きしましたが、一年間で最も電気代が高くなる冬、今年の一月で8000円(50坪6人家族)を切っていました。
オーナー様に話を聞くと、暖房も付けていたし普段と変わらない生活だったとおっしゃっていました。夏場もクーラーは日中から寝入るまでつけていたけど電気代が高かった記憶はない、むしろ今まで住んでいた(40坪木造)よりも安かったともおっしゃっていました。近年の夏は熱中症で倒れる方も多くなりました。その熱中症になる場所も自宅が圧倒的に多いのも事実です。これは電気代節約のためやクーラーが嫌いで付けないという方が多いからです。それは今までの住宅性能で家を建てると熱が逃げクーラーの効きが悪く、クーラーがずっと頑張っている状態なので電気代が高騰する、断熱性が悪いので暖かい空気とクーラーの冷たい風が入交り体感的に不快に感じるなどが原因でした。これではせっかく建てた家で我慢をして生活しなければなりません。我慢したうえで高い光熱費を払い、熱中症で倒れれば命の危険、入院費などの出費も考えられます。最初に高性能住宅は決して安くないといいました。しかし性能のよくない安い住宅を建て、我慢をしても光熱費がかかり、病院に掛かるかもしれない生活をとるか少し高いけど高性能住宅にして、快適に安い光熱費で健康的に生活をするかを選べるのは家を建てる前だけです。セミナーでもお話ししていますが、この二択住み続けた結果最終的にどちらが得なのかのお話もしています。結論だけいうと後者の高性能住宅です。これからお家を建てられる方はぜひこのことを頭の片隅に置いて建築会社を選んでみてください。みっちゃんの会社『㈲幸栄工業』ではオーナー様宅見学会も随時行っています。ぜひご参考にしてください。