この度の能登半島地震でお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。

また被災されました多くの皆様や関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

今回の地震では内陸にまで及ぶ被害、TVで見ているだけでも非常につらいシーンばかりでした、現地の方々の心労は計り知れません。自然の力に対して人間はとても無力だと痛感しました。建築に従事するものとして倒壊してしまった家や建物も現行の建築基準をクリアしていたらどうなっていたのかとも考えさせられました。2011年の東日本大震災の時にはみっちゃんも家族で1年半ボランティアとしてお手伝いをさせていただきました。その時も倒壊してしまったお家、半壊してしまったお家を何件も直してきました。家の形をしているのに傾いてしまって住むことができないお家もありました。だからと言ってすぐに壊して建て替えるなんてことは金銭的にも精神的にもなかなか決定できるものではありません。さらには元の場所にまた住むことが良いのかも考えなければいけない苦悩を実際に耳にするとかける言葉も見つかりませんでした。こんな不幸を無くしたいと思いみっちゃんが新築を手掛ける時には自宅が避難所になるように建築をしています。そして今回幸いにもみっちゃんが採用しているスーパーウォール工法では激震エリアで多少の壁紙のヒビは確認できたものの建物自体には被害がないことが確認できました。そんな家を皆様に提供できていることが確認でき、ボランティア時代に感じた建築に対しての疑問点が少し解消できました。これからも地震がなくなることはありません。しかし建築によって被害者を少しでも0に近づけられるように考えていきたいと思います。今回被災された方々が一日でも早く日常生活を取り戻せますようにお祈り申し上げます。

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