『必要な睡眠時間はどのくらい?』
人はどれぐらい眠る必要があるのか。睡眠セミナー等で良く頂く質問ですが、この答えは「人ぞれぞれ」です。年齢、代謝量、季節、その日の活動量など、様々な事が関係して必要な睡眠時間が決まるので、簡単には出せません。良く眠りたいなら、今の自分に必要な睡眠時間の目安を知る事がまず大切です。〇時間眠ると良いみたいな情報は一度忘れましょう。午前中から既に眠かったり集中力が無いと感じている場合、それから休日(起きる時間が自由な日)になると2時間以上長く眠る場合は睡眠時間が足りていません。この他にも睡眠時間が足りていないと判断するポイントはありますが、まずはこの2点に注目してみて下さい。
睡眠時間が足りていない場合は、まずいつもより15~20分早く眠る事を意識しましょう。睡眠時間は少しずつ増やさないと生活の変化に順応出来ません。少し増やした生活に慣れて、まだ眠いと感じるならまた同じ様に増やしていく。この繰り返しで今の自分が求めている睡眠時間を探していきます。この時に注意したいのが、夜をどの様に過ごすかです。明るい環境や電子機器の光を浴びる過ごし方をしていると早くは眠れません。睡眠時間を増やす場合は夜の光の浴び方とセットで取り組んで下さい。
SleepDesigner(スリープデザイナー)
ウメナ寝具 店長けいくん
眠りに関わる3つのファクターである「寝具」・「生活習慣」・「寝室環境」をトータルで考え、「その人に合ったより良い眠り」を届けることを信条として睡眠指導にあたっている。
「どんなに良い寝具を使っても、その人の生活習慣や寝室環境に問題があれば良い眠りは得られません。その逆も同じです。生活習慣や寝室環境を整えても、寝具がその人に合っていなければ良い眠りは得られません。眠りに影響を与える様々な可能性を総合的に考えながら、その人に合ったより良い眠りへの「改善策」をアドバイス、そしてフォローをしています」