太陽の高度とnA値

三島市の太陽の高度は1月頃で34度、8月頃で66度と季節によって太陽から降りてくる日差しの角度が30度以上変わってきます。先月号でもお話をしましたが、夏場は太陽光をできるだけ家の中にいれない、冬場はできるだけ太陽光を家の中にいれたいと考えた場合、季節によって窓の位置を変える事ができるのであればそれに越したことはありませんが、実際は不可能です。さらにはカーテンなどで日射をさえぎる方法もありますが、カーテンだとすでに家の中に入り込んだ日射をさえぎっているので家の中に日射が入り込んでいることに変わりはありません。できるだけ屋外で夏の日射を防ぐにはどうしたらいいのかを考えるのも設計の一つです。例えばですが庇(ひさし)を取り付けるのも一つの手です。

太陽の高度が季節ごとに違うことを逆手に取り、夏の高度の高い日射だけを庇で遮ることがこのηA値の考え方につながります。ですが現在家は建っていて今更庇を付けられないという方にも日射をさえぎる方法があります。コストをかけない方法では、ゴーヤやキュウリなどつるが伸びる植物でグリーンカーテンを夏場だけ設置する、おいしい食材も取れて一石二鳥ですね!さらにはLIXILから販売されているスタイルシェードなどを後付けで設置するなどもあります。電気代が高騰する中、こうした工夫でランニングコストを下げることができます。

暑さや寒さを我慢する前にこの日射について少し考えてみるのはいかがでしょうか?

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