幸栄工業:普段は見れない建築現場の裏側

この特設ページでは、私たち幸栄工業が建てた家が、なぜ全国トップレベルの性能数値を実現できているのか、その裏側の一部始終をお届けします。

熱狂対策の裏側

熱橋対策とは

木造住宅において柱や梁の接合部に欠かせないものが羽子板ボルトやかすがいといった接合金物です。金物というくらいなので金属でできています。

耐震の観点から見ると決してなくせる物ではありません。

しかし高断熱や高気密の観点から見ると少し厄介な部材となるのです。

その理由の一つとして熱伝導率です。

金属が420W/m・kに対して乾燥木材は0.47W/m・kです。(0に近いほうが熱を伝えない)
木材を接合するためにこの接合金物は梁などを貫通して取り付けます。

この貫通した穴が隙間となり、貫通した金属が外気の熱を伝える橋の役割をするのです。

対策をしないと隙間風が入ったり、家の中で屋外と屋内を貫通している金属部分だけ外気温に近くなったりしてしまいます。これは冬の時期に金属部分だけ結露を引き起こしたりと建物にもよくない影響を引き起こします。

壁を施工してしまうともうこの熱橋対策を施すことはできません。

さらに言えば完成した家でこの対策をしてあるのか確認することも困難です。

ひと手間を加えればより良い住環境になります。

㈲幸栄工業では当たり前の施工風景です。

熱狂対策の様子

高断熱・高気密処理: